8Pin to 8Pin変換ソケット
PIC10F200がありますが、これを秋月電子のライターで直接書き込みが出来ませんがこれはピン配置が異なるからです。
このICに書き込むには、ISCPのピンを合わせれば良いのです。ISCPの信号は28/40Pinソケットに幾つか(複数)出ているので、これらのどれかを引き出して「結線すれば動く」はずです。そこで、配置を合わせて配線し使う事にしました。PIC_38ではブレット・ボードを使って毎回ピンを合わせて使いましたが、面倒なのと、接触ミスで誤動作を起こしたので専用ソケットをつけたものを作る事にしました。
作り方は簡単です。
1.プリント基板の蛇の目を小さく切って使います(写真の様に!)[8Pinなので5列*2としました。]。
2.フラット版のPINを取り付け、秋月ライターへの足とします。
3.ソケットは一般の物を使いましたが気になる方は「丸ピン」とか「レバーが付いた本格的なソケット」を付けて下さい。
4.配線は細いUEW線(ポリウレタン線)を使ってします(ビニール被覆線でも良い)、半田付けした時表面を溶かして貼り付けます(慣れると簡単です)。以前avrでも作ってうまく作動しているので、この方法でよいと思います。
秋月電子のライターはこのアダプターを8ピンの所に付けると、レバーに接近しているのでぶつかる寸前でした。組み上り
テスターで道通Testをして結線が確実であるか、予め調べておくと良い。ポリウレタン線(UEW)は見た目、裸のようですが絶縁されているので線同士がオーバーラップしても結合はしていません、これもテスターで離れているか確認すると安心です。
出来上がったら、PIC12F200があれば「書き込み」か「読み出し」をして動作の確認をして下さい。
ソケット側 アダプター側
PIC10F200@Vdd @(NC) AGP5 A(Vdd★電源) BGP4 B(GP2) CGP3 C(GP1★PGc) DGP2 D(GP0★PGd) EGP1 E(NC:) FGP0 F(GND★) GGND G(MCRL★) 取り付け
A.部品は基板(6*5穴)をカットする。基板上下を半田付け出来るものが良い。
B.シングルピンを5つに切ったもの2つを半田付けする。
C.8ピンのICソケットを取り付ける。
C.各部を表などを参考に結線する。前記の様に、細いUEW線を結線に使っています。半田付けする部分を溶かして予め半田を付け、一方に半田を盛っておいてそこに線を半田付けして行く。
慣れないと、難しいかも知れないが練習して下さい。下のライターの設置である「8ピン用の位置」と基板上(PIC10F200)の位置が少し異なります、これでちょうどVddとVssの位置が合うので勘違いしないように!
ISCPを正しく結線すれば作動します。ICはマルポチから反時計回りにピンを数えます。
出来上がり
これで使い易くなりました。安価に手に入るPICで簡単なコントロールに使えます。
PIC10F200は用途も広い感じですので、今後使いたいと思います。
- プログラムメモリーは256しかありません。
- Timer0もある。
- 出力もHで3mA・Lで7mA 吸い込めます。LEDの点灯も直接使えます。
- 内臓4MHz発振も使える。
- お値段も手頃
2009/JAN/31
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