PIC 06:赤外線コントロールA 送信部の実験


送信部

赤外線コントロールの送信部
 送信部を作って実験しました。フォマットは[前回の説明]どおりです。
 基本的に動くと良いなーと思いながら作りました。構造は簡単で部品の数は極端に少なく作り易いです、問題はSOFT作りでした。

 発振のセラロックは4MHzを使いました、それに赤外線発光ダイオード(LED)とSW類です。写真では良く見えませんがICの下に抵抗が付いておりその先(左手)に赤色LEDが付いています、これは赤外線が見えないので作動を確認する為に付けた物で、完成時に外します。

 それに、電源は乾電池2個を使ったもの(3V動作)を予定していますが電池BOXが無いので動くまで5Vのレギュレータを使って動かすことにしました。
 [写真は実験中のもの]

SOFT作りはたいへんです!
 まだ受信部は作っていませんが「ボタンを押すと赤色LEDが点灯するか」の確認をすべくSOFT作りをしました。

 基本SOFTは教わったのですが、プログラムを見ると明らかなバグを発見しこれで動くのか心配になりました。タイミングもかなり抜けており心配(不安・・・)!何か考えがあってのことかと思いますが、鵜のみには出来ません。こうしてSOFTを大幅にいじることになり、泥沼の深みにはまってしまいました(おかげでSOFT作りのテクニックは増えましたけど・・)。

 一番手こずったのがチャッタリング処理の所でした(だいぶ良くなりましたが、まだ改善の余地ありです)。

節電をする
 メーカ製のリモコンスイッチのように「スイッチを押した時だけエネルギを消費させる」よう割込み動作をさせます。これで使わない時はスタンバイ状態となり、電流はほとんど流れません
 現在はレギュレータで消費する2.3mAだけで、ボタンを押すと一瞬テスターが4mA程度まで上がり直ぐ戻ります。何しろ発光中の時間は一回のボタン操作で13mSぐらいと、テスターでは測れません。

 まだ完成ではないのでLEDもフルパワーで発光させていません、仮配線で少し発光しているだけです(図では100Ωとなっていますが、今は470Ωにしています)。
 赤外線のLEDはデジカメで見ると少し点灯しているのが見えます。

送信部

そして
 製作中でスイッチ(SW)が壊れていたのが一つまぎれ込んでおり慌てました。そしてそのグループ内のスイッチ(黄色)はどれも良くありませんでした(不良品なのか…?)。

 スイッチはおもちゃの自動車で前進・後退・左・右・STOPをイメージした5個にしました(特に意味はありません)、スイッチの数はプログラムで追加出来ます。

 回路図は出来上がりのイメージです、実験中は5Vのレギュレタが入っています。スイッチは全部つけていません。単3の乾電池を付けてボタンを押すと同じように作動しました。

 RA0.RA1は未使用です。その後購入した16F819に移植させ使ってみました、当然同じように動作しています。秋葉原では16F84Aより少し安いです。他にも安価な物があるので後でチャレンジしたいと思います。

 2007/JAN/31 


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