SW-type Power Source
SWレギュレータの実験 [Chopper type]
電圧降下型SWレギュレータを見ると「一般にコイルを使う磁場を利用する方式」です。
もしかして、「簡単な物は」Rだけでも良いのではと思い、次の事を考えてみました。電圧を下げるには!
1.単に抵抗を間に入れる電圧ドロップ式だと、電圧低下分だけ発熱して効率は悪そうです。でも簡単な物には使えます。
2.チョッパー式にして「その電圧をコンデンサーで受電させれば、そこそこの効率で使えるのでは」ないか!
もし、これがうまく動作すれば「100Vから電圧ダウンに使える」かも…、もっとうまい方法があるかもしれませんが。[ 考え方 ]
1.Cを充電する :電圧は上昇する。 2.休む :電圧は低下する。これをくり返すと、ノコギリ型の電圧となる。直接の発熱は少ないのでもしかして、効率は上がるかも…
動作は!
具体的には、上の図で!
1.SW-ONでR1を通してCに充電される。 :端子を出力にして[1]を出力すると電圧は上昇する。
R1R2で分圧された電圧まで上昇する(Max)。
2.SW-OFFでCの電圧をチエックする。 :端子を入力にして調べる。
もし、電圧が下がっていれば[1]へ戻る。
そうでなければ[2]へ戻る。これで出力は適当な電圧前後で行ったり来たりしているはずである。本当にこれで動くのが試して見ました。
本当はコンパレーターで、正確な電圧を設定すればよいのですが、実験ですのでとりあえず、動いた時点で考えます。スレッショルド電圧での判定では精度が取れませんが、動作するかどうかが先です。結 果
最終出力側の端子はあまり変化は見られません。でもICのコントロール端子を見ると時折変化しているので「作動している」ようです。
どうも、すっきりしませんが再実験が必要になるかもしれません。
プログラム
実用的に作動するかこれから考えますが、実験プログラムは次のように簡単です。
/* SW type Power mikroC Pro Ver 5.4 PIC12F629 BY M.Kikuchi Configuration 0x31C4 Used Rom 27 3% OSC 4Mhz */ void main() { // TRISIO=0xff; //Pin0 input //set pin // while(1){ TRISIO=0xff; //1=Input if (GP0_bit==1) Delay_us(100); //Wait 10Khz else { TRISIO=0b11111110; //bit0= Output GPIO =1; Delay_us(100); //Wait 10Khz GPIO =0; } } }
簡単過ぎる実験でまだ不十分です、暇潰しにやって見ました。
作成 [2012/6/15]
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