PIC書き込み器
[ 秋月電子の書込み器が古くなった ]
最近PIC12F/PIC16F系が1000番になり、ICが出始めました。このICは古い秋月の書込み器では対応してないので、今回「PIC Kit2互換の書込み器」を購入する事にしました。
マイクロチップ社は「PIC Kit3」になっており、一瞬どうしょうかと思ったのですが…。購入して使っている部品を見ると、今風のチップコンデンサーや抵抗ではなく少し古い感じの部品が並んでいます。もしかして中国製かも知れませんが、秋月の方で保障してくれれば良いかと思います。
見た目、USBの差込の所が「銀」で出来ており少しくすんでいました、クロム鍍金の方が良いと思いますけど!。私としては「made in 東北」があったらいいなー(地震が3月11日にあった)と思った。
ちなみに、手前の白いボタンは書込みのコマンドボタンです(Softボタンがあるので、無くても良い感じがしますが・・)押すと中のLEDが点灯して書込みが始まる。
付属SOFTは古い物が付いていた!
…で、新しい「書込みSoftとデバイスリスト」をダウンロードして使いました。
使い方がまだ分からず、色々眺めてわかった事は「説明書に記載が無い」ので手間取りましたけど、MID-RANGE-CPUで1.8V系の物は特定のボタンを押さないと出てこない。
この辺は、他のHPを見に行ってようやく分かった。ダウンロードしないと「PIC12F1822」等は対応してないとか色々でした…、まあどうにか動き出したので「OK」としようか。
試しに簡単な物を移植する
PIC12F1822を使って以前作った「LCDを表示する」という簡単な物、これから一部を抜き出した物です。
電源は3.3Vで4MHz動作をさせ、I2CでLCDを文字表示させるだけですが動かすと[約0.85mA]とかなり省エネ動作でした(テスターですから正確ではありませんけど…)。以前のLCDのバイアスで10KΩを使っていた頃はこれだけで0.5mAも使ってしまう。
それと、A/D変換では1.024Vの基準電圧の設定が何故か出来ない!(コンパイラーが作動してない感じ!)まだ慣れてないのでどこか設定がまずいのかも知れない。しばらくは電源電圧を基準に使おう。という事で、たまにこの系統のICが使えそうです。なをPIC12F1822は2KBなので結構遊べそうです。
(プログラムはゴミだらけなので省略します。)良く見えませんが、写真の下の方はA/D変化で[3.24V]と電源の表示です、ICじゃなく外部から供給しているのと、他に電池の電圧も表示させようと、外せるようにした物です。
2011/5/26 作成