atTiny13a TV-リモコン 3


 TV-リモコン 3 [システム 完成] 

[ TVのリモコンの準備 V ]
 初めPICでやっていましたがavrに移植しました。
@ Powerのコントロールを設定し、TVが動く様になりました(基本動作の確認)。
A SW関係のSleep動作を関連付けないと、電池での運用は出来ません。これの確認する為のプログラムを作りました。
B 今回はこれを組み合わせて「リモコン動作としてシステム化した」物です。

[1] 基本の動作
@ SW(ボタン)を押すと、割り込みを発生させ、内部が動作を始める。
A MCUの方は「どのSWが押されたのか?」を調べます。
B そのDATAを赤外線(IFR)LEDへ送って、TVのコマンドとします。
C SWが押されていれば待って、離れるのを確認します。
D 終了したので、次の信号受付までスタンバイ(SLEEP)させます。

[2] TVのコマンド(東芝専用)
@ 電源(Power)のON-OFF
A 停止(Freeze)のON-OFF
B "d" SWのON-OFFで、デジタル(文字放送)画面にする。NHKではこれでローカルの天気予報が出て来る。
C チャンネル UP、で押す度にチャンネルが増える。
D チャンネル Down、でチャンネル番号が減る。
 現在はこの5つをコマンドに使っている。必要ならSWは増やせます。
 増やす方法はダイオードを使って、2,4,8,16,32の5個を使っていますが、間の6,10,12,14…とSoft処理を追加して対応させます。

 目的は!

 初の目的である「TV用のリモコンが出来上がり」そうです。現在ブレッドボード上で動いています。
 後は「どう組み立てるか」です。予定としては万能板に組み立てるつもりです。

[右上へ] 

 SW 関連

 SOFTの意味は次の通りで、bit2.3.4.5.6を使っている。5個以上のボタンを使うにはダイオードが必要になりますが、チヤンネルUPの他Downも必要と思いSoftに入れてみました。

I/Oポート と コマンド & 32bitデータ
SWA	 2	000010	:Power		02/fd/48/b7
SWB	 4	000100	:Freeze		02/fd/0a/f5
SWC	 8	001000	:"d"		c2/3d/28/d7
SWD	 16	010000	:CH+		02/fd/d8/27
SWE	 32	100000	:CH-		02/fd/f8/07

 ボタンが多くなると作るのが面倒になるのでこの辺までにします。
 ダイオードがあまり増えない最低限度の組み合わせを使うと良いでしょう。
[これは我が家の「東芝テレビ」用です!、メーカーによってコマンドやDATAは違っている]

[ SWに付いて ]

 市販のローコストスイッチ(ボタン)はメカスイッチでチャッタリングが多いのですが、アマチュアで使うには十分でしょう。
 ゴム系のSWが手に入ると良いのですが、値段の関係でこれで良いと割り切って使いましょう。
 しかし、使用頻度が少ないと直ぐ劣化する感じです。

 各I/OにSWを割り当てましたが、5bitの場合2*3方式にすればダイオード無しでも6個のSWを付けることが出来ます。

[ 回路は簡単です ]

 回路図は次の通り、前回の延長線上で対応しました。
 内部でプルアップされています。
 電源は3V又は2.4Vの乾電池です。0.1uF等Cを入れて下さい。
 当初トランジスタは入れませんが、回路図の様に入れました。これで1.2mの物が3m近く飛ぶようになりました。

 ICのhex DATAです。プログラムは5コマンドでRomは66%、プログラムはだいぶ余裕が有ります。(東芝用)。

 ヒューズビットは[1E 7A]を書き込みます。
 一度書き込むとリセッターが無いと使えなくなります。書き込み器はIC(MCU)を受け付けなくなります、理解した上で実験をして下さい。


:100000009BC0FECFCEC0FCCFFBCFFACFF9CFF8CF4D
:04001000F7CFF6CF61
:10013800BFE9BDBFB0E0BEBF0E944901B1E0B7BB97
:10014800BEE3B8BBBEE3B5BBBBB7B062BBBFB5B718
:10015800B061B5BFB5B7B77FB5BF25E01FED0CEBF4
:100168000A95F1F71A95E1F72A95D1F700000000F2
:1001780006B300950E73003009F0FACFBFB7B06828
:10018800BFBFB5B7B062B5BF8895B5B7BF7DB5BFBE
:0A019800BFB7B068BFBFE1CFFFCFD3
:0A00920005900D920197E1F7089523
:10029200A0E6B0E0EEE8F2E084E090E00E944900DF
:0202A2000895BD
:1001A2000F931F932F933F93EF93FF93BF93BFB789
:1001B200BF931DE007E70A95F1F71A95E1F706B339
:1001C20000950E73102F023061F4B2E0B09360001C
:1001D200BDEFB0936100B8E4B0936200B7EBB093A7
:1001E2006300143061F4B2E0B0936000BDEFB093ED
:1001F2006100BAE0B0936200B5EFB09363001830CB
:1002020061F4B2ECB0936000BDE3B0936100B8E278
:10021200B0936200B7EDB0936300103161F4B2E0C5
:10022200B0936000BDEFB0936100B8EDB09362008F
:10023200B7E2B0936300103261F4B2E0B0936000B1
:10024200BDEFB0936100B8EFB0936200B7E0B09336
:1002520063002CDF22DF25E01FED0CEB0A95F1F79E
:100262001A95E1F72A95D1F70000000016DF06B3D0
:1002720000950E73003079F7BF91BFBFBF91FF9118
:0C028200EF913F912F911F910F91189563
:1000AE00CF93DF93CDB7DEB72397CDBFDEBF2196BB
:1000BE00C5DF17E30BED0A95F1F71A95E1F7B0E0FE
:1000CE00B8830881043000F510E620E00881E02FA7
:1000DE00F0E0E10FF21F00810A83B0E0B9830981DD
:1000EE00083070F40A810078003811F4BEDF01C0C8
:1000FE00AEDF0A81000F0A8309810F5F0983EFCFFC
:10010E0008810F5F0883DDCFA2DF22E017EE09E33F
:10011E000A95F1F71A95E1F72A95D1F70000229684
:0A012E00CDBFDEBFDF91CF91089531
:10004A002F92BEEA2B2EE1DFBEEA2B2EDEDF2F90A7
:02005A00089507
:1000140010E01215B8F4B8B3B160B8BB0CE00A959F
:10002400F1F700000000B8B3BE7FB8BB00E40A9546
:10003400F1F700000000000000000000012F0F5F36
:06004400102FE7CF089524
:100078002F92B9E12B2ECADF14E102E50A95F1F7B8
:0A0088001A95E1F700002F9008958B
:10005C002F92B9E12B2ED8DF16E00BE90A95F1F7B8
:0C006C001A95E1F7000000002F900895A5
:10009C00D6DF1CE10DE60A95F1F71A95E1F7D8DFEA
:0200AC000895B5
:04028E0002FD48B76E
:00000001FF

実験の途中

[ 動作させる! ]

 ブレドボード上ですが、予定通りに動作している。
 ブレドボードでは接触が不十分と見え、時折作動しない時が有りました。
 まだ改良の余地が有りますが「一応完成!」とします。

[ Grade UP ! ]

 飛びか悪かったので「トランジスターを外付けにした」、これにより実用的な2.5m飛ぶようになりました(真っ直ぐ向けると3m)。これはICだけでは電流が十分流せないのだと思います。

製作 (2014/2/20)


 [MAIN MENU へ戻る]

 

inserted by FC2 system