avr 118:省エネ用として32.768Hzの発振実験


 以前455KHzのセラロックで発振実験をしたが1MHzの自己発振の方が省エネであった。(avr 56)

 今回手持ちの時計用(タイマー)の水晶 32768Hz !で試してみた。
 「周波数を下げれば省エネになるだろう」ということで、おおいに期待をもって試してみました。

 まず「発振するだろうか」という点からスタートした、発振に成功すれば大幅な節電に貢献するはずである。この手のものは電源スイッチが付いてないのを結構見かけます。
 スイッチ無しの、いわば「垂れ流し状態」で使えるのかもしれない・・・。何しろそれでも1秒間に32000回もコマンドを実行する能力があるのです。これならちょっとした仕事には出来るはずです・・・HI。


 最初の実験は「単に発振可能か?」だけですが取り合えず実験をした。
 結果は何とか動いた。

 しかし、思ったほど消費電流は低下していない! (1mA以下で作動はしているが・・・) なんで〜!
 おそらくこれは「WatchDogTimerが勝手に動いている為だろう」と思います。これを止める手段が無いので消費電流は低下しない・・・残念。
  ほとんどのavrは、おまけとしてWatchDogTimerが付いて勝手に動作している。このタイマーはリセットを掛ける関係で付いているらしい。

 avrはAT90S1200です。
 電源は乾電池の3Vで動作とした。
 発振用のコンデンサーは220PF*2を使ってみました。これで結構発振をしています。 

 結局予定通りの動作は期待出来ない事がわかり残念だが・・・!

2006/2/16


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